ジェットスタージャパンが国内線に就航 札幌新千歳線、福岡線から

    2012年7月3日  

オーストラリアのジェットスター航空を所有するカンタス航空グループ、日本航空(JAL)、三菱商事が出資する新しいLCC(格安航空会社)ジェットスタージャパン(GK)は、2012年7月3日より東京成田-札幌新千歳線、福岡線を新規開設、就航しました。

国内線を運航する低価格運賃の航空会社は、ANAグループなどが出資するピーチアビエーションが今年2012年3月1日に初めて就航。国内では今回のジェットスタージャパンが2社目となります。またピーチは大阪関西空港を拠点としており、成田空港を拠点とするLCCの就航は初めてです。

成田空港をハブとするLCC(ローコストキャリア)は、マレーシアのエアアジアとANAグループが出資する「エアアジアジャパン」も2012年8月より就航予定です。

機材は、エアバス社のA320型機で「ピーチアビエーション」「エアアジアジャパン」も同型の機種で運航します。この機体はLCCモデルの航空会社には定番の航空機となっています。

2012年はLCCモデルを採用した国内3社が一気に就航し、低運賃での空の旅が実現するという航空業界、旅行業界では画期的な変化が訪れる年となりそうです。また、LCCは早朝便や深夜便が多いため、この就航にあわせ成田空港、関西空港などの空港、空港周辺のホテルへのアクセス、さらに都市部から空港までのバスや鉄道などの運航状況などにも影響を与え、大きな変化が起きようとしています。

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