バニラエアが就航 商号変更で新たに出発 成田-那覇、台北線を開設

    2013年12月20日  

LCC(格安航空会社)のバニラエア(JW)は2013年12月20日、成田空港に就航しました。路線は国内線の成田-那覇線と国際線の成田-台北線でのスタートです。

12月28日までは那覇線及び台北線は、各1往復でされます。それ以降那覇線は1日3往復に増便予定です。翌年2014年1月29日には札幌新千歳線の新規就航と台北線の増便も発表されています。

バニラエアは、2011年にANA(全日空)とマレーシアのLCCエアアジアが共同で出資、合弁会社を設立して「エアアジア・ジャパン」を設立。その後2012年8月1日に就航していましたが、両者は提携を解消。2013年6月28日にはANAホールディングスがエアアジア所有の全株式を購入し、100%子会社化していました。

子会社化後にANAは、商号とブランドを「バニラエア」に変更、今回の再スタートとなりました。IATA航空会社コードはJWを継続して使用しています。

エアアジアジャパン時代は、webでの予約が日本人には操作しにくいなどという声があり不評だったため、今回のブランド変更によりシンプルで操作しやすい予約システムを提供します。

また、一部を除いてツアー会社や代理店などでの航空券販売は行っていませんでしたが、今後はANAセールスや、さわやかプラス、ビックホリデー、HISなどの旅行会社と提携し、拡販していく方針です。

機内サービスでは、有償の機内食や機内誌で新たなコンセプトを展開。関空を拠点とする「ピーチ アビエーション」に続く日本オリジナルのLCCとして期待されています。

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